内窓・二重窓 窓断熱

内窓が付けにくい窓は?大きすぎる・高い・奥行きがない場合

内窓の取り付けを検討する大きな掃き出し窓のあるリビング

内窓が付けにくいのは、大きすぎるガラス、足場が必要な高い窓、窓枠の奥行き(見込み幅)が足りない窓の3つです。寸法の基準はなく、付けられるかどうかは窓ごとに違います。

  • ガラスが大きすぎる窓
  • 高い位置にあり、足場が必要な窓
  • 窓枠の奥行き(見込み幅)が足りない窓

この記事では、内窓が付けにくい窓の3つの特徴、付けにくいときの選択肢、古い家の窓の考え方、自分の窓の見当のつけ方を解説します。


作成者 安立佳弘(エコ窓の匠/株式会社Hosei 代表取締役・名古屋市昭和区の窓断熱専門店) プロフィール
資格 宅地建物取引士・ファイナンシャル・プランニング技能士3級・第二種電気工事士
作成日 2026年11月3日 最終更新日 2026年11月3日 読了時間 約5分
※補助金の最新の状況は、補助金の最新状況ページでご確認ください。



「うちの窓は付けられる?」と迷うのは自然です


大きな窓、高い位置の窓、古い家の窓。内窓を考え始めると、「うちの窓は付けられないのでは」と不安になる場面があります。

その不安は自然なものです。内窓は今ある窓の内側にもう一つ窓を付ける方法なので、窓の大きさ・高さ・奥行きによって、付けやすさが変わります。

付けられるかどうかは窓ごとに違うため、同じ家の中でも、付けられる窓と付けにくい窓が分かれることがあります。

では、付けにくい窓とは、どんな窓なのでしょうか。


内窓が付けにくい窓は、主に3つの特徴があります


付けにくい窓には、次の3つの特徴があります。

① ガラスが大きすぎる窓

窓が大きすぎると、内窓が作れない、または付けにくい場合があります。

どの大きさまでなら付けられるかという基準の数字はなく、窓ごとに変わります。また、大きな窓は、内窓の費用も高額になることが多くあります。

② 高い位置にあり、足場が必要な窓

窓が高く、足場が必要な場合は、足場の費用が大きくなり、付けるのが現実的でないことがあります。

「付けられない」のではなく、費用とのバランスで考える窓です。階段が狭くて新しい窓を運べない窓の場合も、足場が必要になることがあります。

③ 窓枠の奥行き(見込み幅)が足りない窓

窓枠の奥行き(見込み幅)が足りないと、そのままでは内窓が付けられないことがあります。

内窓は、窓枠の中に収める必要があります。奥行きが足りない場合は、ふかし枠という部材で奥行きを足して対応できる窓もあれば、難しい窓もあります。どちらになるかは窓によって違います。窓枠の素材や納まりによっては、ふかし枠が使えない場合もあります。

3つの特徴に当てはまっても、付けられないと決まったわけではありません。次に、付けにくいときの選択肢を見てみます。


付けにくい窓があるときに考えられる選択肢


付けにくい窓があっても、選択肢はあります。主に次の3つです。

  • ふかし枠で奥行きを足す:奥行きが足りない窓で、窓枠の中に収められるようにします。必要な部材は見積に入ります。
  • その窓だけ後回しにする:足場が必要な高窓などは、先に付けやすい窓から進め、あとで考える方法もあります。
  • 別の方法を検討する:窓ごと入れ替える方法などもあります。ただし、名古屋市内は防火地域・準防火地域が多く、進め方に条件が付くことがあるため、まずは内窓で対応できる範囲から考えるのが基本です。

家全体の窓を、一度に同じ方法でそろえる必要はありません。窓ごとに、付けやすい方法を選べます。

では、付けられた窓は、音をどこまで小さくしてくれるのでしょうか。


付けても残りやすいこと


内窓で音は小さくなりますが、車などの振動は、壁や床から伝わるため、振動による音は残ることがあります。

メーカーの資料にも、音の感じ方は、音の種類や建物の構造によって変わると書かれています。窓から入る音が小さくなっても、道路を走る車の揺れのような音は、窓以外の部分からも伝わります。

防音のために内窓を考えている場合は、どんな音が気になっているのかを、先に整理しておくと判断しやすくなります。音の種類ごとの考え方は、外の音も家の音漏れも気になる方へ|内窓で考える防音対策もご覧ください。


古い家の窓は、付けられる?


古い家の窓は、窓の作り方によって違うため、付けられるかどうかは一概には言えません。

寒さや暑さを感じやすい古い家ほど、窓を見直す価値があります。だからこそ、「古いから無理」とあきらめず、窓ごとに確認してほしいと考えています。

古い家の窓では、次のところを見ます。

  • 窓枠の奥行き:見込み幅が足りるか、ふかし枠で対応できるか
  • サッシの種類:アルミか、木か。窓の作り方で、取り付け方が変わります
  • 窓枠の傷み:枠がゆがんでいたり、傷んでいたりしないか

これらは写真で分かる部分もあれば、実際に測らないと分からない部分もあります。


費用と補助金で気をつけること


追加の部材や足場が必要かどうかで、費用は窓ごとに変わります。この記事には金額を載せていません。窓の状態を確認したうえで、注文の前に、見積でお伝えします。

追加の部材が必要かどうかなどによる増減は、契約後の最終採寸で確定します。見積のどこを見ればよいかは、窓断熱の見積もりで確認したいポイントにまとめています。

補助金は、条件が合えば活用できる可能性があります。対象になるかは、窓や工事の内容によって変わります。最新の状況は、補助金の最新状況ページでご確認ください。


自分の窓が付けられそうか、見当をつける方法


内窓を付けた落ち着いたリビングの窓辺

正確な判断には窓の確認が必要ですが、次の3つで、おおよその見当をつけられます。

  • 窓の大きさ:腰の高さの窓か、床まである掃き出し窓か
  • 窓の高さ:足場が必要そうな高さか
  • 窓枠の奥行き:カーテンレールの位置を含めて、窓の内側にどのくらい余裕がありそうか

写真を送るときは、窓全体、窓枠を横から見た様子、周りのカーテンレールが分かるように撮っていただくと、確認しやすくなります。

「写真だけで本当に分かるの?」と感じる方もいらっしゃると思います。写真で分かること、現地でないと分からないことは、窓の写真相談で分かること、現地調査でしか分からないことで整理しています。


よくある質問


Q. 付けられないと言われた窓は、断熱をあきらめるしかありませんか?
A. いいえ。ふかし枠で対応できる場合や、その窓だけ後回しにして、ほかの窓から進める方法があります。窓ごとに考えれば、できる範囲が見えてきます。

Q. 同じ家でも、窓によって付けられる・付けにくいが違いますか?
A. 違います。窓の大きさ、高さ、奥行きは窓ごとに異なるため、同じ家の中でも、付けやすい窓と付けにくい窓が分かれることがあります。

Q. 高い窓だけ後回しにしてもいいですか?
A. かまいません。足場が必要な窓は費用の面で慎重に考えたい窓なので、先に付けやすい窓から進めて、あとで考える方法もあります。どの部屋の窓から始めるかは、窓断熱をどの部屋から始めるかの記事も参考になります。

Q. 現地調査をしたら、契約しないといけませんか?
A. いいえ。現地調査のあとに、その場で契約を決める必要はありません。調査の内容と流れは、窓断熱の現地調査では何を見る?当日の流れと確認ポイントで説明しています。


まとめ


内窓が付けにくい窓の特徴は、次の3つです。

  • ガラスが大きすぎる窓
  • 高い位置にあり、足場が必要な窓
  • 窓枠の奥行き(見込み幅)が足りない窓

寸法の基準はなく、付けられるかどうかは窓ごとに違います。古い家の窓も、窓の作り方によって違うため、あきらめずに窓ごとに確認することが大切です。

正確な費用、補助金の対象かどうか、実際に付けられるかどうかは、窓を確認したうえでお伝えします。エコ窓の匠では、無料の現地調査・無料の見積をお受けしています。調査や見積のあとに、契約を急がせることはありません。

まずは窓の写真を、LINEで送ってみてください。お電話は050-7114-1091(平日9:00〜18:00)です。

エコ窓の匠 株式会社Hosei 代表取締役 安立佳弘


参考資料・出典