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冬の寝室が寒くて眠れない、窓から整える方法

冬の寝室が寒くて眠れない、窓から整える方法

冬の寝室が寒いときは、暖房や布団を増やす前に、窓まわりの冷えを見ると原因が分かりやすくなります。窓は、家の中でも熱が出入りしやすい場所で、冷えた窓の近くにいると、寝ている間も体が冷えやすくなります。ポイントは次の3つです。

  • 布団に入っても寒いときは、冷えた窓の近くで、体の熱が奪われている可能性があります
  • 窓際の冷たさ、すきま風、朝の結露、カーテンの揺れ、ベッドの位置を確認します
  • 内窓は1窓あたり約1時間が基本の目安で、補助金の対象かどうかは、窓を確認したうえでご案内します

この記事では、冬の寝室が寒くなる理由、窓で見てほしい5つのこと、暖房より前にできること、内窓という選択肢を解説します。

作成者 安立佳弘(エコ窓の匠/株式会社Hosei 代表取締役・名古屋市昭和区の窓断熱専門店) プロフィール
資格 宅地建物取引士・ファイナンシャル・プランニング技能士3級・第二種電気工事士
作成日 2026年10月30日 最終更新日 2026年10月30日 読了時間 約5分
※補助金の最新の状況は、補助金の最新状況ページでご確認ください。


布団に入っても寒い夜に、何が起きている?


冬の夜、寝室の窓際で寒さを感じて布団にくるまる後ろ姿

冬の夜、布団に入っても足先が冷たい。夜中に寒さで目が覚める。朝、布団から出るのがつらい。そんな寝室は、暖房をつけて寝ていても、寒さが残ることがあります。

理由の一つが、窓です。冷えた窓に近いほど、体の熱は窓の方へ奪われやすくなり、冷やされた空気は足元へ流れます。寝室は、寝る時間帯だけ暖房を弱めたり、切ったりする家が多く、窓の冷えの影響を受けやすい部屋です。

寒さと睡眠の関係を調べた研究もあります。冬に高断熱の住宅へ住み替えた人を追った調査では、住み替え後に、寝床で寒さを感じる頻度と、寝つきにくさの頻度が有意に減りました。睡眠中の室温が1℃上がると、睡眠効率が0.73%上がり、夜中に目が覚める回数が0.18回減るという分析結果も出ています(慶應義塾大学ほか、日本建築学会環境系論文集、2017年)。

ただし、この研究は住宅を住み替えた人の調査で、窓だけを変えた結果ではありません。「室温を保つことが睡眠に関わる」という目安として、お読みください。


寝室の窓で確認したい5つのこと


寝室に入って、次の5点を見てみてください。

  • 窓際の冷たさ:夜、窓際に手をかざすと、冷たい空気を感じるか
  • すきま風:窓のすき間から、風や冷えを感じるか
  • 朝の結露:朝、窓ガラスがぬれているか
  • カーテンの揺れ:閉めたカーテンが、風で動くか
  • ベッドの位置:窓のすぐ近くに寝ていないか

当てはまる数が多いほど、窓が寒さの原因になっている可能性があります。


暖房を強くする前に、できること



窓を変える前に、今日からできる工夫があります。

  • 寝る前に、部屋を暖めておく:布団に入る前に暖房をつけておくと、寝床に入るときの寒さがやわらぎます。
  • 窓際から、少し離れて寝る:ベッドや布団の位置を窓から離すと、冷えの影響を受けにくくなります。
  • 厚手のカーテンを使う:床に届く長さのカーテンは、窓からの冷えをやわらげる助けになります。

こうした工夫で足りることもあります。それでも毎年寒さが気になる場合は、窓そのものを見直す段階です。


寝室の窓を整えるなら、内窓という選択肢


朝の光が入る、内窓のある暖かな寝室の窓辺

内窓は、今ある窓の内側に、もう一つ窓を付ける工事です。今の窓を外さずに取り付けます。

LIXILの試験(外気0℃・室内20℃)では、今ある窓(単板ガラス3mm)に内窓(Low-E複層ガラス)を付けると、室内側のガラス面の温度が約7℃高くなりました。窓際の冷たさが減るので、寝ている間の冷えを感じにくくなる可能性があります。

ただし、窓の大きさや状態、家の造りで効果は変わります。「うちの寝室はどうか」は、窓を確認したうえでお伝えします。

寝室のほかにも寒い部屋があって、どこから始めるか迷うときは、秋から内窓を始めるなら、まずどの部屋?冬前の優先順位もご覧ください。


寝室の工事は、どのくらいかかる?


内窓の取り付けは、1窓あたり約1時間が基本の目安です(状況により前後します)。工事の最初と最後には、立ち会いをお願いしています。寝室の窓が1〜2か所なら、その日のうちに終わる工事です。

工事の約10日前に、窓と窓枠の掃除、カーテンの取り外し、近くの家具の移動をお願いする案内をお送りします。


費用と補助金


内窓の工事には、国の補助金(先進的窓リノベ事業など)を使える場合があります。対象になるかどうかは、窓の大きさ、製品、工事内容、申請の条件によって変わります。窓を確認したうえで、ご案内します。最新の状況は、補助金の最新状況ページでご確認ください。

費用は、窓の大きさと数、ふかし枠の要否などで変わります。無料現地調査のあと、ご注文の前にお見積りをお伝えします。

無料現地調査・無料見積を相談する
電話:050-7114-1091(平日9:00〜18:00)


よくある質問


Q. 寝室だけ寒いのは、窓のせいですか。
A. 窓が原因のこともありますが、北向きの部屋、外壁に面した部屋、床下からの冷えなども関係します。窓の状態は、写真を送っていただければ、見える範囲でお伝えします。

Q. 窓のすぐ近くにベッドがあります。工事前に動かす必要はありますか。
A. 工事前に、窓から1m以上、家具や物を離していただきます。ベッドが近い場合は、工事の約10日前のご案内でお伝えします。

Q. 工事の日は、寝室を使えなくなりますか。
A. 工事は1窓あたり約1時間が基本の目安なので、一晩あけて使えなくなることは基本的にありません。状況により前後します。


まとめ


  • 寝室の寒さは、暖房や布団より前に、窓まわりの冷えを見ると原因が分かりやすくなります。
  • 窓際の冷たさ、すきま風、朝の結露、カーテンの揺れ、ベッドの位置を確認してください。
  • 内窓は、今ある窓の内側に付ける工事で、1窓あたり約1時間が基本の目安です。
  • 効果や補助金の対象かどうかは、窓を確認したうえでご案内します。

無料現地調査・無料見積のご相談は、お気軽にどうぞ。強引なご案内はしませんので、ご安心ください。

エコ窓の匠 株式会社Hosei 代表取締役 安立佳弘


参考資料・出典


  • 海塩渉・伊香賀俊治・大橋知佳「高断熱住宅への住み替えによる冬季の睡眠の質への影響」日本建築学会環境系論文集 82巻736号(2017年):J-STAGE
  • LIXIL インプラス 断熱性能の試験結果(外気0℃・室内20℃)
  • 環境省 先進的窓リノベ事業(公式サイト)