窓断熱リフォームの費用はいくら?
※この記事は2026年10月8日に、最新情報へ更新しました。
窓断熱リフォームの費用は、窓のサイズ・数・施工の条件で決まるため、一律の金額は出せません。内窓はメーカーのカタログに、幅1200×高さ1100mmの場合で1窓あたり約6万円〜の記載があります。
名古屋で窓断熱リフォームをお考えの方に向けて、費用の決まり方をまとめました。ポイントは3つです。
- 費用は「窓のサイズ × メーカーの価格表 + 工事費 + 配送費」を基本に決まる
- 窓の数や壁の状況で変わるため、一概に金額は決められない
- 国の補助金で、負担が軽くなる場合がある
相場より大事なのは、「何にいくらかかるのか」が見えることです。見積書を前に迷わないよう、費用の決まり方を順に整理します。
「いくらかかるのかわからない」で、相談の一歩が出ない
費用が見えないと、相談の一歩が出にくいものです。次のような気持ちを、多くの方が抱えています。
- 窓を直したいけれど、いくらかかるのか見当がつかない
- 見積をもらっても、高いのか安いのか判断できない
- 相談したら、そのまま契約を迫られないか不安
- 家じゅうの窓を工事すると、とんでもない金額になりそう
まずは、金額がどう決まるのかを知っておきましょう。判断の軸ができると、見積書が読めるようになります。
費用はこう決まります
費用は、窓のサイズ・メーカーの価格表・工事費・配送費を足して決まります。内窓・ガラス交換・外窓交換、どの方法でも基本の考え方は同じです。
- 窓のサイズ(幅×高さ)を測る
- メーカーのカタログの価格表で、サイズに応じた価格(定価)を調べる
- 実際の販売価格は、販売店の条件によって変わる
- + 取付の工事費
- + 配送費
- + 必要な場合は、追加の部材(ふかし枠など)や、周りの補修
この合計が、見積金額になります。内訳は次のとおりです。
- 商品代: 窓本体(内窓、ガラス、新しい窓)。窓のサイズ、ガラスの種類、製品の性能で変わります。
- 取付の工事費: 窓をつける作業。窓の数や、施工の難しさで変わります。
- 配送費: 商品を現場へ運ぶ費用。商品の量や、運ぶ場所で変わります。
- 追加の部材・補修: ふかし枠(窓枠の奥行きが足りないときに、枠を足す部材)など。窓枠の状態や、周りの壁の状況で変わります。
だから、金額は一概には書けません
同じ大きさの窓でも、家によって総額が変わるため、実際の金額は現地を確認してからでないと正確には出せません。理由は次のとおりです。
- 窓の数: 1か所だけの場合と、複数をまとめる場合で、総額が違う
- ふかし枠が必要かどうか: 窓枠の奥行きが足りない場合は、部材が増える
- 周りの壁の状況: 壁や窓まわりの状態によって、調整や補修が必要になることがある
- 窓の状態や、施工する場所の条件
一例として
- 内窓(LIXIL インプラス)は、幅1200×高さ1100mm・複層ガラスの場合で、カタログに約6万円〜/窓の記載があります(取付費などは別途かかる場合があります)。
- 大2か所+中1か所(Low-E複層ガラス)の組み合わせで、メーカー希望小売価格は50.2万円。商品代のみ、税抜、工事費は別途です(2025年11月時点)。
- 取付は、1窓あたり約60分が目安です(現場の状況により異なります)。
どちらも「一例」です。ご自宅の場合は、窓のサイズと数、施工の条件で変わります。
外窓交換・ガラス交換について
外窓交換(今の窓の上から新しい窓をつけるカバー工法など)やガラス交換も、基本の決まり方は同じです。ただし名古屋市は、防火地域・準防火地域に当たる場所が多く、外窓交換は条件の確認が必要になることがあります。内窓は今の窓の内側に設置する方法なので、検討しやすい選択肢です。
まず、窓のサイズを測ってみませんか
窓の幅と高さをメモして、写真を撮るだけで大丈夫です。おおよそのサイズで構いません。窓の写真とサイズがわかれば、おおよその金額の目安もご案内できます。正確な寸法と、ふかし枠が必要かどうかは、現地で確認します。
見積まで無料です。強引な営業はいたしません。
補助金で、負担がどう変わるか
窓の断熱リフォームには、国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」があります。内窓の補助額は、窓の大きさごとに決まっています(戸建て・Sグレードの一例)。
- 特大(4.0㎡以上): 76,000円/か所
- 大(2.8〜4.0㎡): 52,000円/か所
- 中(1.6〜2.8㎡): 34,000円/か所
- 小(0.2〜1.6㎡): 22,000円/か所
先ほどの例(大2か所+中1か所)では、補助額は合計13.8万円です。補助額は、窓の大きさと断熱性能で変わります。地域や商品によって変わる場合もあり、金額を保証するものではありません。
知っておきたい条件
- 内窓はSグレード以上が対象です(Aグレードは対象外)。
- 1申請あたりの補助額が5万円以上であること。小サイズの窓1か所だけ(22,000円)では、申請できない場合があります。
- 申請は、事業者登録をした施工会社が行います。
- 交付申請の予約は、遅くとも2026年11月16日まで。
- 工事完了・交付申請は、遅くとも2026年12月31日まで。
- 予算の上限に達し次第、終了します。
市町村の補助金は
愛知県内の市町村にも、窓の断熱を対象にした補助金がある場合があります。受付状況や上限額は変わりやすいため、最新の状況は次の記事でご確認ください。
→ 窓リノベ補助金は10月もまだ使える?最新状況
国の補助金と市町村の補助金は、同じ工事費に二重で使えるとは限りません。対象経費や申請の順番などの条件を、見積の段階で確認しておくと安心です。
見積書で確認したい5つのポイント
見積書は、次の5点を見ると判断しやすくなります。
- 窓ごとの内訳があるか(どの窓に、いくらかかるのか)
- 製品が、補助金の対象グレードか
- 工事費と、追加の部材には何が含まれているか
- 補助金の申請は誰が行い、どう扱われるか
- 追加費用が出る場合の条件が、書かれているか
「一式」とだけ書かれていて、内訳がわからない場合は、遠慮なく聞いて大丈夫です。
進め方の3ステップ
家全体を一度に工事する必要はありません。必要な場所から、無理なく始める考え方があります。
- 一番困っている部屋を決める: リビングが寒いのか、寝室の結露か、脱衣所の冷えか。
- 補助金の条件に収まる組み合わせを考える: 窓のサイズと数で、補助額が変わります。
- 総額と、暮らしの快適さで判断する: 工事費だけでなく、掃除の負担や、冷暖房の使い方も含めて。
マンションにお住まいの方へ
マンションの窓やドアは、共用部分とされるのが一般的で、個人の判断では窓を交換できません。内窓であっても、管理規約の確認と管理組合の承認が必要になる場合があります。まず、管理規約をご確認ください。
よくある質問
Q. 内窓の費用相場は、いくらですか。
A. 窓のサイズ・数・施工の条件で変わるため、一概にはお答えできません。メーカーのカタログには、1窓あたり約6万円〜の記載があります。正確な金額は、現地を確認した見積でお伝えします。
Q. 見積を取ったら、そのまま契約になりますか。
A. なりません。見積は、判断するための材料です。内容に納得してから決めていただいて大丈夫です。強引な営業はいたしません。
Q. 他社の見積と比べてもいいですか。
A. 大丈夫です。窓ごとの内訳、製品のグレード、工事費に含まれる内容、追加費用の条件をそろえて見ると、違いがわかりやすくなります。
まとめ
- 費用は、窓のサイズ・数・施工の条件で決まるため、金額は一概には言えない
- 見積書は、窓ごとの内訳と、補助金の扱いを確認する
- 国の補助金は、交付申請の予約が遅くとも11月16日まで、工事完了・申請は12月31日まで
正確な費用、補助金の対象になるか、施工できるかどうかは、現地の確認が必要です。ご希望の方には、無料現地調査・無料見積をご案内しています。もちろん、強引な営業はいたしません。費用の見えない不安は、仕組みを知ることで小さくなります。
エコ窓の匠 株式会社Hosei 代表取締役 安立佳弘
参考資料・出典
- 先進的窓リノベ2026事業 公式情報
- LIXIL(インプラス)のカタログ・チラシ
- YKK APの資料