【2026年7月最新】愛知県の窓断熱リフォーム補助金、市町村別の受付状況まとめ

    補助金情報

窓の断熱リフォームでは、国の先進的窓リノベ2026事業に加えて、愛知県内の一部市町村が独自の補助制度を設けています。


市町村の制度には、


  • 国の先進的窓リノベ2026事業の交付額を基準に追加補助する制度
  • 窓やドアをZEH水準へ改修する工事を支援する制度
  • 太陽光発電やHEMSとの同時導入を条件に窓改修を支援する制度

などがあり、対象者、申請時期、補助額、国の制度との併用条件は自治体ごとに異なります。


2026年7月21日時点で各自治体の公式情報を確認したところ、名古屋市、一宮市、豊田市、碧南市、大府市などでは申請を受け付けています。


一方で、安城市、稲沢市、みよし市、刈谷市、春日井市では、すでに予算上限などにより受付を終了しています。


中には、受付開始後すぐに予算上限へ達した自治体もあります。


ただし、補助金は「早い者勝ちだから、すぐ契約しなければならない」と急ぐものではありません。


市町村によっては、契約前や工事着手前の申請が必要です。先に契約すると対象外になる制度もあるため、まずは制度の条件と窓の状況を確認することが大切です。


今回は、2026年7月21日時点の愛知県内の主な窓断熱リフォーム補助制度について、受付状況と注意点をまとめます。

※予算残額や受付状況は日々変動します。申請前には、必ず各自治体の公式サイトで最新情報をご確認ください。


国と自治体の補助金

まず確認|市町村の補助金はすべて国の制度へ上乗せできるわけではありません



愛知県内の市町村補助金を調べる際に、最初に注意したいのが国の補助金との併用条件です。

市町村の制度には、大きく分けて次の2種類があります。


国の補助額を基準に追加交付する制度


一宮市は、先進的窓リノベ2026事業の交付確定額を基準に、市の補助額を計算します。

このような制度は、国の補助金を利用したことが市の補助要件になっているため、実質的な上乗せ制度と考えやすいものです。一宮市は、国の交付確定額の2分の1、上限10万円を補助すると案内しています。


同じ工事費への重複補助が制限される制度


豊田市、碧南市、大府市などの住宅省エネ改修補助制度では、国や県などの補助対象となった部分を、市の補助対象経費から除く必要があります。

豊田市は、他制度の補助対象部分に係る経費を市の補助対象経費から除くとしています。大府市も、補助対象部分を明確に切り分けられる場合などに併用できると案内しています。

つまり、国と市の両方に申請できるとしても、同じ窓の同じ工事費へそのまま二重に補助されるとは限りません。

契約、工期、窓、工事項目などを分ける必要がある場合もあります。

「国の補助金と市の補助金を合計すると、いくら戻る」と先に計算するのではなく、各制度の対象経費と併用条件を確認してから計画することが大切です。



名古屋市|令和8年度は工事完了後の申請へ変更


名古屋市では、令和8年度の「住宅等の脱炭素化促進補助金」の中で、断熱窓改修を支援しています。


主な内容


  • 補助上限:1戸あたり10万円
  • 令和7年度の上限20万円から10万円へ変更
  • 申請時期:工事着工前から、工事完了後へ変更
  • 申請期間:令和8年7月1日から令和9年2月12日
  • 工事完了の対象期間:令和8年4月1日から令和9年2月12日
  • 受付が完了した申請から先着順

名古屋市の令和8年度手引きでは、断熱窓改修の補助上限が20万円から10万円へ変更され、申請時期も工事着工前から工事完了後へ変わったことが明記されています。

名古屋市の制度は工事完了後の申請ですが、対象製品、工事完了日、提出書類などの条件があります。

「工事後に申請すればよい」とだけ考えず、工事前に対象条件や必要な写真を確認しておくことが大切です。



岡崎市|既存建築物の断熱改修は上限120万円



岡崎市は、令和8年度から「既存建築物断熱改修」を補助対象へ追加しています。


主な内容


  • 制度名:既存建築物断熱改修・重点対策加速化事業活用型
  • 補助上限:120万円
  • 受付開始:令和8年5月11日
  • 申請期限:令和8年12月28日
  • 予算がなくなり次第終了
  • 工事着手日の21日前までに申請
  • 市の交付決定後に着手
  • 岡崎産再エネ電気の契約が必要

岡崎市公式ページでは、既存建築物断熱改修の補助上限を120万円としています。また、申請は工事着手日の21日前までに行い、工事着手は市の交付決定後でなければならないと案内しています。

2026年7月15日時点の予算欄では、この区分に360万円が表示されています。ただし、この数字が実際に申請可能な残額を示すかどうかや、審査中申請の扱いは公式ページの最新表示で再確認が必要です。

岡崎市は補助上限が大きい一方、契約日、申請時期、電力契約などの要件があります。

窓だけを交換すれば自動的に120万円が受け取れる制度ではありません。対象経費や性能要件を確認して進めましょう。



豊田市|部分改修は2か所以上の窓・ドアが条件




田市では、ZEH基準を満たしていない既存住宅をZEH水準へ改修する場合に、費用の一部を補助しています。


主な内容


  • 補助率:対象経費またはモデル工事費の5分の4
  • 補助上限:70万円
  • 受付期間:令和8年6月1日から令和9年2月15日
  • 部分改修は、2か所以上の開口部(窓またはドア)の断熱改修が必須
  • 契約前に交付申請が必要
  • 交付決定通知後に契約
  • 市の窓口への持参、または事前連絡のうえ郵送

豊田市公式ページでは、2か所以上の窓またはドアの改修を含むことを部分改修の条件とし、補助上限を70万円としています。

また、国や他制度の補助対象となる経費は、豊田市の補助対象経費から除く必要があります。

先進的窓リノベ2026事業と併用を考える場合は、同じ窓・同じ契約・同じ工事費を重複計上できるか、事前確認が必要です。



碧南市|窓口持参のみ。郵送では申請できません




碧南市では、既存住宅をZEH水準へ改修する住宅省エネ改修事業を実施しています。


主な内容


  • 補助対象:全体改修または部分改修
  • 窓、ドア、躯体などの断熱改修が対象
  • 受付期間:令和8年4月1日から令和9年2月26日
  • 予算終了時点で受付終了
  • 契約前に申請が必要
  • 環境課窓口への持参のみ
  • 郵送不可

碧南市は、2026年7月16日時点で、当初予算2,450万円に対し予算残額1,388万円と公表しています。ただし、残額には審査中の申請額が含まれていないため、表示額がそのまま新規申請可能額とは限りません。

また、契約後の補助申請は受け付けられません。

窓口へ書類を持参する必要があるため、書類不足で再提出にならないよう、事前相談を利用すると安心です。


一宮市|先進的窓リノベ2026事業の交付額を基準に追加補助



一宮市では、国の先進的窓リノベ2026事業を利用した方を対象に、市独自の住宅省エネ促進補助金を実施しています。


主な内容


  • 補助額:先進的窓リノベ2026事業の交付確定額の2分の1
  • 補助上限:10万円
  • 1,000円未満切り捨て
  • 申請期間:2026年5月1日から2027年2月26日
  • 国の補助額確定後に市へ申請
  • インターネットまたは郵送で申請
  • 賃貸住宅を所有する個人・法人や賃借人も、条件を満たせば対象

一宮市は、国の「交付決定通知」ではなく、補助額の確定通知書を必要書類としています。

そのため、国の補助申請後すぐに一宮市の申請ができるとは限りません。

国の手続きが進み、補助額が確定した後に市へ申請する流れになります。


豊川市・岩倉市|太陽光やHEMSと同時導入する場合に対象



豊川市と岩倉市には、窓改修を含む住宅用地球温暖化対策設備の補助制度があります。

ただし、窓だけを単独で交換する工事ではなく、太陽光発電やHEMSなどと組み合わせることが条件です。


豊川市


豊川市では、次の3点を同時に導入する場合、上限8万円の補助対象になります。

  • 太陽光発電システム
  • HEMS
  • 断熱窓改修工事

断熱窓改修は既築戸建住宅が対象で、窓の単独導入に対する補助はありません。


岩倉市


岩倉市でも、断熱窓改修を含む住宅用地球温暖化対策設備の補助制度が実施されています。

公式ページには断熱窓改修工事の専用申請様式があり、2026年6月30日時点で制度全体の予算残額は1,137万円と案内されています。

ただし、対象設備の組み合わせや補助上限額は申請内容によって異なります。

窓だけをリフォームする予定の方は、単独で対象になる制度と勘違いしないよう注意しましょう。


すでに受付を終了した市もあります




2026年度は、受付開始後の早い段階で予算上限に達した自治体もあります。


安城市


安城市は、2026年7月1日午前9時1分の申請をもって予算額に達し、受付を終了しました。

当初の受付期間は6月15日から11月30日でしたが、開始から約2週間で終了したことになります。


稲沢市


稲沢市は、申請開始日の5月7日に申請が集中し、抽選となりました。令和8年度の受付は終了しています。


みよし市


みよし市は、6月24日の申請をもって予算上限に達し、受付を終了しました。6月24日時点の予算残額は0円です。


刈谷市


刈谷市は、4月13日午前11時30分時点の申請で予算上限に達し、受付を終了しました。


春日井市


春日井市は、5月20日に提出された申請で予算上限へ達し、受付を終了しています。



このように、自治体によっては当初の申請期限を待たずに終了します。

ただし、補助金のために内容を確認せず契約するのは避けましょう。

多くの市町村制度では、交付決定前の契約や着工が対象外になります。まず自治体や施工事業者へ確認し、申請順序を守ることが重要です。


独自制度が見つからない地域でも国の補助金は検討できます



今回の確認では、豊橋市、半田市、西尾市、小牧市、美浜町などについて、窓断熱工事を単独の中心対象とする令和8年度の市町村制度を確認できませんでした。


ただし、これは今回確認した範囲で、窓断熱に特化した独自制度が見つからなかったという意味です。

制度が存在しないと断定するものではありません。

また、市町村の独自制度が利用できなくても、国の先進的窓リノベ2026事業は、対象住宅、対象製品、工事内容などの条件を満たせば利用できる可能性があります。


市町村制度がない地域でも、

  • 内窓設置
  • 外窓交換
  • ガラス交換
  • 条件を満たすドア交換

などが国の制度の対象になる可能性があります。

まずは、施工を検討している窓が国の補助対象製品・工事に該当するか確認しましょう。



補助金を利用するときの注意点




補助金は、自治体によって申請のタイミングが大きく異なります。


契約前の申請が必要な制度


豊田市、碧南市、大府市などは、契約前の申請や交付決定が必要です。

先に工事請負契約を結ぶと、対象外になる可能性があります。


工事完了後に申請する制度


名古屋市は、令和8年度から工事完了後の申請へ変更されています。

ただし、対象期間、製品、写真、領収書などの条件を満たす必要があります。


国の補助額確定後に申請する制度


一宮市は、先進的窓リノベ2026事業の補助額確定後に申請します。


補助金は後から受け取ることが多い


制度によっては、工事費を一度支払った後に補助金が交付されます。

補助金を工事代金から先に差し引けるとは限らないため、支払い方法も確認しましょう。


申請すれば必ず受け取れるとは限らない


予算、審査、製品性能、工事時期、対象者要件などを満たす必要があります。

「補助金が必ず使える」「実質無料」といった説明だけで判断しないことが大切です。



まとめ|住所・契約時期・工事内容を確認してから進めましょう




2026年度の愛知県内の窓断熱補助金は、自治体によって受付状況が大きく異なります。

名古屋市、一宮市、豊田市、碧南市、大府市などでは受付中の制度がありますが、安城市、稲沢市、みよし市、刈谷市、春日井市では、すでに受付が終了しています。

また、受付中であっても、

  • 工事前申請か、工事後申請か
  • 契約前の交付決定が必要か
  • 窓1か所でも対象になるか
  • 2か所以上の改修が必要か
  • 国の補助金と同じ経費で併用できるか
  • 太陽光やHEMSとの同時導入が必要か
  • 戸建て、マンション、賃貸住宅のどれが対象か

といった条件が異なります。


まとめ


補助金を活用した窓断熱リフォームでは、金額だけでなく、申請する順序を間違えないことが重要です。

契約後では申請できない自治体もあるため、見積もりや契約を進める前に、次の3点を確認しましょう。


  1. お住まいの市町村に利用できる制度があるか
  2. 国の先進的窓リノベ2026事業と併用できるか
  3. 契約前・工事前・工事後のどの段階で申請するのか

エコ窓の匠では、お住まいの地域、窓の種類、工事内容を確認し、利用できる可能性がある制度を整理します。

国の先進的窓リノベ2026事業については、対象製品の確認から申請まで制度に沿って対応します。市町村制度についても、必要書類や手続きの流れをできるだけ分かりやすくご案内します。

ただし、市町村の予算残額や受付状況は変動します。正確な補助額や申請可否は、現地確認と各自治体の最新情報をもとに判断します。


現地調査・お見積りは無料です。強引な営業は一切ありません。


「自分の地域では何が使えるのか」
「国と市の制度を併用できるのか」
「契約前に何をすればよいのか」


という段階から、お気軽にご相談ください。



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