年末年始の帰省前に、実家の窓を見ておきたい理由
帰省は、実家の冬の寒さに気づける機会です。窓際の冷たさ、すきま風、朝の結露、暖房の効きを体感で見ておくと、親御さんの「大丈夫」を無理なく確かめられます。帰る前に、見るポイントを知っておきましょう。
帰省して「実家、こんなに寒かった?」と感じたら
久しぶりに実家へ帰ると、「こんなに寒かったかな」と感じることがあります。親御さんに聞くと、「慣れているから大丈夫」と返ってくることも少なくありません。
ただ、「大丈夫」という言葉だけでは、実際の部屋の様子はわかりません。帰省中に、窓まわりを一度見ておくのがおすすめです。
帰省中に見るポイント
特別な道具はいりません。次の5つを、体感で確認してみてください。
- 窓際に立ったときの冷たさ:窓の近くだけ、ひんやりしませんか
- すきま風:窓を閉めていても、足元に冷たい風を感じませんか
- 朝の結露:朝、窓ガラスや窓枠が濡れていませんか
- 暖房の効き:暖房をつけても、部屋が暖まりにくくありませんか
- 窓際に置いた物:窓の前に家具や荷物が置かれ、カーテンも厚く重ねていませんか
窓のまわりの寒さは、窓の断熱性能が関係していることがあります。詳しくは、窓のすきま風・底冷えはなぜ?でも解説しています。
「寒くない」と言う親御さんには、どう聞く?
「寒くない?」と聞くと、「大丈夫」と返ってくることが多いものです。責める言い方にならないよう、次のように聞いてみてください。
- 「一番長くいる部屋は、どこ?」
- 「朝、起きたときの部屋はどう?」
- 「暖房は、どのくらいつけている?」
聞き方を変えるだけで、普段の過ごし方が見えてきます。
窓まわりでできること
窓まわりの寒さが気になるときは、今ある窓の内側にもう一つ窓を付ける内窓が、第一の選択肢になります。
- 断熱効果が高い
- 防音性・防犯性も高まる
- 工事が比較的早くできる
お住まいの状況によって合う方法は変わりますので、窓を見て確認することが大切です。
費用と補助金
補助金は、今年の分だけでなく、来年度の動きも気になるところです。令和9年度の予算の概算要求が出ており、窓の断熱改修への補助は、来年度も継続される可能性が高いと見ています。ただし、概算要求は決定事項ではありません。補助の内容や時期は、予算が決まってからの発表になります。
年末年始の帰省で実家の窓を確認してから、工事を考える場合も、そのときの最新の情報をお伝えします。
一方で、今年の先進的窓リノベ2026事業には、次の期限があります。
- 予約は、遅くとも2026年11月16日まで
- 工事完了後の申請は、遅くとも2026年12月31日まで
- 予算の上限に達し次第、受付は終了します
また、1回の申請の補助額が合計5万円に届かないと申請できないため、小窓だけの場合は注意が必要です。詳しくは、小窓だけでは補助金が使えない?をご覧ください。
相談だけでも大丈夫です
工事を決めていなくても、窓の状態を見てほしい、という相談で構いません。年末年始は、ご家族がそろう機会です。帰省の前後に、一度ご相談ください。
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よくある質問
Q. 親が「工事はいらない」と言うときは、どうすればいいですか?
A. 工事を勧める前に、まず窓まわりの様子を一緒に見るところから始めてみてください。困っていないことが確認できれば、それで十分です。気になることがあれば、相談だけでも構いません。
Q. 実家が遠方でも相談できますか?
A. 遠方でもご紹介させていただける、信頼のおける業者さんもいますので、一度ご相談ください。
まとめ
- 帰省は、実家の冬の寒さに気づける機会です
- 窓際の冷たさ、すきま風、朝の結露、暖房の効きを体感で見ます
- 聞くときは、「一番長くいる部屋」「朝の様子」など、責めない聞き方にします
- 来年度の補助も継続の可能性は高いですが、決定は予算が決まってからです
- 先進的窓リノベ2026は、予約が11/16まで、完了後の申請が12/31までです
- 工事を決めていなくても、相談だけで構いません
エコ窓の匠 株式会社Hosei 代表取締役 安立佳弘
参考資料・出典
- 環境省・経済産業省・国土交通省「先進的窓リノベ2026事業」公式情報
- YKK AP「省エネ関連の補助事業に関する令和9年度の概要紹介」