お盆で実家に帰省、「この家、夏はこんなに暑かった?」と感じたら
「あれ、実家ってこんなに暑かったっけ?」
お盆で久しぶりに実家へ帰省したとき、以前よりも部屋の暑さが気になった経験はありませんか。
エアコンは動いているのに、リビングがなかなか涼しくならない。
夜になっても寝室がむわっとしている。
ご両親は「このくらい大丈夫」と言っている。
そんな様子を見ると、離れて暮らす家族としては少し心配になりますよね。
2025年5月から9月に熱中症で救急搬送された人は全国で10万510人にのぼり、そのうち65歳以上の高齢者は57.1%を占めました。また、発生場所では住居が38.1%となっており、熱中症は屋外だけでなく、家の中でも注意が必要です。
高齢になると、暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなるとされています。本人が「暑くない」「大丈夫」と言っていても、体感だけでは室内の状態を判断しにくいことがあります。
お盆の帰省は、普段は離れて暮らしているからこそ、実家の暑さやエアコンの効き方に気づける機会です。
今回は、帰省中に確認したい室内環境と、実家の暑さを窓から見直す方法をご紹介します。
実家を出た頃と、今とでは夏の暑さが違います
「昔からこの家で暮らしているから大丈夫」
ご両親がそう話していても、住宅が建てられた頃と現在では、夏の暑さそのものが変化しています。
名古屋市が公表している年代別の統計では、真夏日は2000年代以降、年間平均70日以上、猛暑日は1990年代以降、年間平均10日以上の状態が続いています。
熱帯夜も1980年代以降に大きく増え、2010年代には年間平均30日以上となっています。
暑さを表す言葉の基準
- 夏日:日最高気温25℃以上
- 真夏日:日最高気温30℃以上
- 猛暑日:日最高気温35℃以上
- 酷暑日:日最高気温40℃以上
- 熱帯夜:夜間の最低気温25℃以上
気象庁は2026年4月、日最高気温が40℃以上の日を表す名称として「酷暑日」を新たに定めました。
40℃を超える気温が毎年のように観測される状況を受け、厳しい高温への警戒を呼びかけるために使われる名称です。
2026年7月には、全国で日最高気温40℃以上の地点が確認された日が複数ありました。
建物が以前と変わっていなくても、外の暑さが厳しくなれば、室内へ入る熱の影響も変わります。
「昔はエアコンを使わなくても大丈夫だった」という経験だけで、現在の室内環境まで判断するのは難しくなっています。
「暑くないよ」と言っていても本当に大丈夫?
「エアコンはつけなくても平気」
「窓を開けているから大丈夫」
「冷房は体が冷えるから苦手」
実家で、ご両親からこのように言われることはありませんか。
高齢になると、加齢によって暑さやのどの渇きに対する感覚が鈍くなるとされています。また、若い世代より体内に熱がたまりやすくなることにも注意が必要です。
そのため、本人の「暑くない」という言葉だけで判断するのではなく、
- 室温と湿度
- 顔色や汗のかき方
- 水分を取れているか
- エアコンを使用しているか
- 部屋が涼しくなるまでの時間
-
などを一緒に確認することが大切です。
厚生労働省の高齢者向け資料でも、エアコンや扇風機を上手に使い、部屋の温湿度を測ることが勧められています。
「エアコンをつけて」と強く言うだけでは、かえって使ってもらえないこともあります。
まずは温湿度計の数字を一緒に見ながら、
「今日はいつもより暑いみたいだから、少し冷房を使おうか」
と声をかける方が受け入れてもらいやすいかもしれません。
帰省中に実家のどこを確認すればいい?
実家の暑さは、リビングに入った瞬間の体感だけでは判断できません。
お盆の帰省中は、次のポイントを確認してみましょう。
リビングと寝室に温湿度計があるか
エアコン本体に表示される設定温度と、実際に人が過ごしている場所の室温は同じとは限りません。
窓の近く、部屋の中央、寝る場所などで温度差が生じる場合があります。
エアコンをつけても涼しくならない部屋がないか
エアコンが古い、フィルターが汚れている、部屋の広さに能力が合っていないといった原因も考えられます。
それに加えて、窓から強い日差しや熱が入り続けていると、冷房が効きにくく感じることがあります。
西日が強く入る部屋はどこか
午後から夕方にかけて暑くなる部屋は、西向きや南西向きの窓から入る日差しが影響している可能性があります。
特に、寝室やご両親が長く過ごす部屋は確認しておきたい場所です。
28℃は絶対的な基準ではありません
高齢者の熱中症対策では、暑い日に冷房を使用し、室温をおおむね28℃前後に保つ考え方が示されています。
ただし、28℃は絶対的な設定温度ではありません。
外気温、湿度、西日の入り方、建物の状態、ご本人の体調などに応じて調整する必要があります。環境省も、室温28℃はあくまで目安であり、状況を考慮して無理のない室温管理を行うよう説明しています。
体感だけに頼らず、温湿度計の数字と体調を一緒に確認することが第一歩です。
夜になれば涼しくなるとは限りません
「昼間は暑いけれど、夜になれば窓を開ければ大丈夫」
そのように考えているご家庭もあります。
しかし、日中に屋根、壁、天井、床、家具などが熱をため込むと、日が沈んだあとも室内へ熱が放出されます。
また、熱帯夜の日は外の気温自体が高いため、窓を開けても十分に涼しくならないことがあります。
厚生労働省は、熱中症は屋外だけでなく、室内で何もしていないときにも起こる可能性があると案内しています。
特に確認したいのは、次のような寝室です。
- 2階にある
- 西日が強い
- 日中は締め切っている
- 古いアルミサッシや一枚ガラスを使っている
- エアコンを使わず扇風機だけで寝ている
- 夜中にエアコンを切る設定にしている
就寝前だけでなく、夜間の室温も温湿度計で確認しましょう。
エアコンの風が直接体へ当たり続けないよう風向きを調整しながら、必要な冷房を使用することが大切です。
離れて暮らす家族にできる暑さ対策は?
帰省が終わったあとも、
「今日はエアコンをつけている?」
「寝室の温度は何度くらい?」
「水分は取れている?」
と声をかけることが、暑さ対策のきっかけになります。
帰省中にできる対策としては、次のようなものがあります。
温湿度計をリビングと寝室に置く
数字が大きく、見やすい温湿度計を選ぶと、ご両親自身でも確認しやすくなります。
エアコンのフィルターを掃除する
フィルターの汚れは、冷房の効きが悪くなる原因の一つです。
リモコンの電池、冷房設定、風向き、タイマーも一緒に確認しておきましょう。
遮熱カーテンやすだれを使う
日差しが強い窓では、遮熱カーテンや外付けシェード、すだれなどで日差しを抑える方法があります。
特に、窓の外側で日差しを遮ると、ガラスへ熱が当たる前に対策しやすくなります。
よく使う部屋を一つにまとめる
日中に過ごす部屋を冷房が効きやすい部屋へまとめることで、複数の部屋を冷やす負担を減らせる場合があります。
無理に大がかりな対策から始めなくても、帰省中にできることから整えておくと安心です。
毎年暑く、冬は寒い実家は窓を見直した方がいい?
遮熱カーテンやすだれ、エアコンの掃除などを行っても、
「毎年、同じ部屋が夏になると暑い」
「冷房をつけてもなかなか涼しくならない」
「西日が入る夕方は部屋にいられない」
「夜になっても寝室の暑さが残る」
「冬になると窓際が冷える」
「暖房をつけても足元が寒い」
という場合は、窓そのものの断熱性能を確認する方法があります。
古いアルミサッシや一枚ガラスの窓は、夏は外の熱が室内へ伝わりやすく、冬は室内の暖かさが外へ逃げやすい傾向があります。
そのため、夏に暑さを感じやすい家は、冬にも窓際の冷えや暖房の効きにくさを感じている可能性があります。
今ある窓の室内側に内窓を設置すると、既存窓との間に空気の層ができ、外の暑さや寒さが室内へ伝わりにくくなります。
これにより、
- 夏は冷房で整えた室温を保ちやすくする
- 冬は暖房の熱を逃がしにくくする
- 窓際の暑さや寒さをやわらげる
- 冷暖房が効きやすい住まいを目指す
といった効果が期待できます。
ただし、暑さや寒さの原因は窓だけとは限りません。窓の方角や大きさ、屋根や壁の断熱状態、エアコンの能力、部屋の位置なども確認したうえで対策を考えることが大切です。
帰省中に相談だけでもしていい?
遮熱カーテンやすだれ、エアコンの掃除などを行っても、
「毎年、同じ部屋が暑くなる」
「冷房をつけてもなかなか涼しくならない」
「西日が入る夕方は部屋にいられない」
「夜になっても寝室の暑さが残る」
という場合は、窓そのものの断熱性能を確認する方法があります。
古いアルミサッシや一枚ガラスの窓は、外の熱や日差しの影響を受けやすい場合があります。
今ある窓の室内側に内窓を設置すると、既存窓との間に空気の層ができ、外の熱が室内へ伝わりにくくなります。
これにより、冷房で整えた室温を保ちやすくし、冷房が効きやすい住まいを目指せます。
ただし、暑さの原因は窓だけとは限りません。
- 窓の方角と大きさ
- 日差しの入り方
- 屋根や壁の断熱状態
- エアコンの能力
- 部屋の位置
- ご両親の生活時間
などを確認したうえで、対策を考えることが大切です。
帰省中に相談だけでもしていい?
お盆に実家へ帰省している間は、ご両親と一緒に住まいについて話しやすいタイミングです。
「工事を決めるつもりはないけれど、窓の状態だけ確認したい」
という段階でも、現地調査を利用できます。
現地調査では、次の内容を確認します。
- 特に暑い部屋
- 暑くなる時間帯
- 窓の方角と日差し
- 窓の正確な寸法
- 現在のガラスとサッシ
- 内窓を取り付けるスペース
- カーテンレールなどとの干渉
- 適したガラス仕様
- 補助金を活用できる可能性
写真だけでは、窓枠の奥行きや日差し、細かな取付条件まで判断しにくいことがあります。
正確な工事内容、費用、補助金の見込みは、現地で窓を確認したうえでご案内します。
電気代の削減目安を確認する
窓断熱によって夏の冷房期間の電気代がどの程度変わる可能性があるかは、HPの無料シミュレーションで確認できます。
シミュレーションは工事費や補助金額を計算するものではなく、一定条件に基づく電気代の目安です。実際の結果は住宅条件や生活スタイルなどによって異なります。
対応エリア内の現地調査・お見積もりは無料です。強引な営業は一切ありません。
よくある質問
Q.親が「暑くない」と言っている場合も冷房は必要ですか?
本人の体感だけでは、室内の暑さを正確に判断できないことがあります。
高齢になると、暑さやのどの渇きを感じにくくなるとされているため、温湿度計の数字や体調を一緒に確認することが大切です。
Q.室温は必ず28℃にすればよいですか?
28℃は一つの目安であり、絶対的な基準ではありません。
湿度、西日、建物の状態、体調などに応じて、無理のない温度へ調整してください。
Q.夜は窓を開ければエアコンを使わなくても大丈夫ですか?
外の気温や湿度が高い場合は、窓を開けても室温が十分に下がらないことがあります。
温湿度計を確認し、必要な場合は就寝中も適切に冷房を使用することが大切です。
Q.窓断熱をすれば熱中症を防げますか?
窓断熱だけで熱中症を防げるとは言い切れません。
窓から入る熱を抑え、冷房が効きやすい住まいを目指す対策の一つです。冷房の使用、水分補給、温湿度の確認などと組み合わせて考える必要があります。
Q.実家の一部屋だけでも窓断熱を相談できますか?
はい。
ご両親が長く過ごすリビングや寝室、西日が強い部屋など、一番気になる場所から検討できます。
現地で窓の状態や使い方を確認し、優先順位を整理します。
まとめ|帰省は実家の暑さに気づける機会です
毎日その家で暮らしているご両親には気づきにくい暑さも、久しぶりに帰った家族だからこそ気づけることがあります。
「以前よりリビングが暑い」
「エアコンをつけても涼しくならない」
「夜の寝室に熱が残っている」
「親が冷房をあまり使っていない」
と感じたら、その違和感を見過ごさず、まずは室温やエアコンの使い方を確認してみましょう。
まとめ
お盆の帰省中に確認したいポイントは、次のとおりです。
- リビングと寝室の温湿度
- エアコンを使用しているか
- 冷房をつけてから涼しくなるまでの時間
- 西日や強い日差しが入る窓
- 夜になっても暑さが残る部屋
- ご両親の水分補給や体調
- 古い窓から熱の影響を受けていないか
まずは温湿度計、エアコンの掃除、遮熱カーテンなど、すぐにできる方法から始めてみましょう。
それでも毎年同じ部屋の暑さが続く場合は、内窓などによって窓の断熱性能を見直す方法もあります。
エコ窓の匠では、ご両親とご家族の希望を確認しながら、実家の窓を現地で確認します。
その場で契約を迫ることはありません。
対応エリア内の現地調査・お見積もりは無料です。強引な営業は一切ありません。
今年のお盆、実家の暑さに違和感を覚えたら、ご両親が毎日過ごす部屋から一度確認してみませんか。