夜勤明けに眠れない…昼間の寝室が暑いのは窓のせい?
「夜勤明けでクタクタなのに、昼間の寝室が暑くて眠れない」
「遮光カーテンを閉めても、部屋がむわっとしている」
「冷房をつけているのに、窓の近くだけ暑く感じる」
夜勤やシフト勤務をされている方にとって、日中の睡眠は心身を休める大切な時間です。
しかし、昼間は外気温や日差しの影響を受けやすく、夜に眠る場合とは寝室の環境が大きく異なります。
特に、南向きや西向きの窓、古いアルミサッシや一枚ガラスの窓がある寝室では、日差しや外の熱が室内へ伝わり、エアコンを使用しても涼しくなるまで時間がかかることがあります。
厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、良質な睡眠を確保するには、生活習慣だけでなく睡眠環境を整えることが大切だとされています。
今回は、夜勤明けに昼間の寝室が暑くなる理由と、すぐにできる対策、窓断熱という選択肢を分かりやすく解説します。
なぜ昼間の寝室はこんなに暑いの?
夜勤明けの方が眠ろうとする時間は、外気温が上がり、窓から日差しが入りやすい時間帯と重なります。
一日の最高気温を記録する時刻は、天候や地域、風向きなどによって異なるため、必ず午後1時から3時になるとは限りません。
ただし、晴れた夏の日は、朝から気温が上がり、午後にかけて厳しい暑さとなることが多くあります。実際の気温や最高気温を記録した時刻は、気象庁の「過去の気象データ検索」で地点や日付ごとに確認できます。
さらに、窓から入った日差しは、床、壁、家具、寝具などを温めます。
温められた室内の物からも熱が放出されるため、カーテンを閉めたあとや冷房をつけたあとも、暑さがしばらく残る場合があります。
特に次のような寝室は、日中の暑さの影響を受けやすい傾向があります。
- 西向きや南西向きの窓がある
- 2階に寝室がある
- 窓の面積が大きい
- 古いアルミサッシを使用している
- 一枚ガラスの窓を使用している
- 日中、長時間締め切っている
- 窓の外に日よけがない
- エアコンの能力が部屋の広さに合っていない
夜に眠るご家族が気づかなくても、昼間に寝室を使う方にとっては、毎日の睡眠に関わる問題になります。
遮光カーテンだけでは熱を防ぎきれない?
「遮光カーテンを閉めているから、窓の暑さ対策はできている」
そう考える方も多いと思います。
遮光カーテンは、日中でも部屋を暗くしやすいため、昼間に眠る方の光対策として役立ちます。
ただし、遮光性能と遮熱性能は同じではありません。
光を通しにくいカーテンでも、窓ガラスを通して室内側へ伝わった熱を、すべて防げるわけではありません。
日差しを受けた窓ガラスやカーテン自体が温まり、窓とカーテンの間に熱がこもることもあります。
環境省も、窓から入る日差しや照り返しへの対策として、すだれや緑のカーテンなどを使い、できるだけ窓の外側で日差しを遮る方法を紹介しています。外側での対策が難しい場合は、室内側のカーテンやブラインドを使用します。
日中の寝室では、
- 遮光カーテンで光を抑える
- 遮熱機能のあるカーテンを選ぶ
- 窓の外側で日差しを遮る
- エアコンで室温と湿度を調整する
というように、光と熱を分けて対策することが大切です。
暑い寝室は睡眠にどのように関係する?
睡眠中は、体の内部の温度が下がることで眠りが深まりやすくなるとされています。
そのため、寝室が暑すぎたり湿度が高かったりすると、寝つきにくさや寝苦しさにつながる場合があります。
ただし、快適に感じる温度には個人差があり、年齢、体調、寝具、湿度、エアコンの風向きなどによっても変わります。
「何度にすれば必ずよく眠れる」と一律には言えません。
大切なのは、エアコンの設定温度だけを見るのではなく、実際にベッドの近くへ温湿度計を置き、眠る場所の温度と湿度を確認することです。
環境省も、エアコンを使用していても部屋の構造や風向きによって温度むらが生じる場合があるため、自分の近くに温湿度計を置いて確認するよう案内しています。
夜勤明けは眠れる時間が限られます
日中は、生活音、宅配便、電話、屋外の明るさなど、睡眠を妨げる要因も多くなります。
そこへ暑さまで重なると、眠り始めるまでに時間がかかり、途中で目が覚める原因になることがあります。
夜勤明けの睡眠では、光や音だけでなく、窓から入る熱と室温も睡眠環境の一部として確認することが大切です。
今日からできる昼間の寝室の暑さ対策
窓のリフォームを考える前に、まずは今できる対策から始めてみましょう。
遮光と遮熱の両方に対応したカーテンを使う
昼間の睡眠では、光を抑える遮光性能に加えて、熱を抑える遮熱性能も確認します。
商品によって性能は異なるため、遮光等級だけでなく、遮熱機能の表示も確認しましょう。
すだれや外付けシェードを使う
夏の日差し対策では、窓ガラスへ日差しが当たる前に、窓の外側で遮る方法が効果的です。
賃貸住宅やマンションでは設置できない場合もあるため、管理規約や取付条件を確認してください。
眠る前からエアコンを運転する
暑くなった部屋を、布団へ入ってから冷やし始めると、快適な室温になるまで時間がかかります。
帰宅予定時刻に合わせてタイマーやスマート家電を使い、眠る前から室温を整える方法があります。
温湿度計をベッドの近くへ置く
エアコンに表示される設定温度と、ベッド付近の室温は異なる場合があります。
実際に眠る場所の温度と湿度を数字で確認しましょう。
エアコンのフィルターと風向きを確認する
フィルターが汚れていると、冷房の効きが低下する原因になります。
環境省は、エアコンの機能低下を防ぐため、フィルターを2週間に1度程度掃除することを案内しています。冷気が体へ直接当たり続けないよう、風向きの調整も必要です。
アイマスクや耳栓を併用する
アイマスクや耳栓は、光や音への対策になります。
ただし、室温を下げるものではないため、暑さ対策は別に行いましょう。
毎年暑い寝室は窓を見直した方がいい?
遮熱カーテンやすだれを使い、エアコンを適切に運転しても、
「毎年、夏になると昼間の寝室が暑い」
「冷房をつけても涼しくなるまで時間がかかる」
「窓の近くにいると熱を感じる」
「西日の入る時間帯になると眠れない」
という場合は、窓自体の断熱性能を確認する方法があります。
今ある窓の室内側に内窓を設置すると、既存窓と内窓の間に空気の層ができます。
この空気層により、外の暑さが室内へ伝わりにくくなり、冷房で整えた室温も保ちやすくなります。
エコ窓の匠のFAQでも、夏に暑くて寝苦しい寝室では、エアコンだけでなく窓から入る熱を抑えられるか確認することが大切だと案内しています。
西日が強い寝室ではガラス選びも大切です
西向きの寝室では、低い角度から強い西日が入ります。
このような窓では、内窓を付けるだけでなく、日射を抑えやすいガラス仕様を検討することがあります。
ただし、どのガラスが適しているかは、
- 窓の方角
- 周囲の建物
- 庇の有無
- 冬の日差しを取り入れたいか
- 部屋を使う時間帯
によって変わります。
すべての窓に同じガラスを選ぶのではなく、日差しの入り方と部屋の使い方に合わせることが大切です。
昼間の冷房代はどのくらい変わる?
夜勤やシフト勤務の方は、一般的な家庭と比べて、昼間に寝室の冷房を長時間使用することがあります。
そのため、
「窓断熱をすると、電気代はどのくらい変わる可能性があるのか」
という点も気になるところです。
エコ窓の匠のHPでは、窓断熱による電気代削減の目安を確認できる無料シミュレーションをご用意しています。
このシミュレーションは、一定の条件に基づいて電気代の変化を試算するものです。
次の内容を確定するものではありません。
- 実際に削減できる電気代
- 内窓の工事費
- 正式な見積金額
- 補助金額
- 補助金利用後の負担額
- 内窓を設置できるか
- 寝室に適したガラス仕様
実際の電気代は、住宅の断熱状態、窓の数、冷房の使用時間、設定温度、電気料金プランなどによって変わります。
まずは、窓断熱を検討するための判断材料としてご利用ください。
正確な対策は無料現地調査で確認
寝室の暑さには、窓以外にもさまざまな原因があります。
- 屋根や壁の断熱状態
- 寝室がある階
- 窓の大きさと方角
- 日差しの入り方
- エアコンの能力
- 冷気の流れ
- 隣の部屋や廊下から入る熱
- 日中に部屋を締め切っている時間
そのため、内窓を付ければ必ず寝室の暑さが解消するとは言い切れません。
現地調査では、寝室の窓を実際に確認し、
- 窓の正確な寸法
- 窓枠の奥行き
- 現在のサッシとガラス
- 内窓を取り付けるスペース
- カーテンレールとの干渉
- 窓の方角
- 暑くなる時間帯
- 適したガラス仕様
- 補助金を活用できる可能性
などを確認します。
夜勤で昼間に眠ることもお伝えいただければ、一般的な寝室とは異なる使用時間を前提に、対策を考えられます。
正確な工事内容、費用、補助金の見込みは、現地で窓の状態を確認したうえでご案内します。
対応エリア内の現地調査・お見積もりは無料です。強引な営業は一切ありません。
よくある質問
Q.遮光カーテンを閉めれば、暑さ対策もできますか?
光を抑える効果は期待できますが、遮光性能だけでは熱を十分に抑えられない場合があります。
遮熱機能のあるカーテンや、窓の外側へ設置するシェードなどを組み合わせる方法があります。
Q.エアコンの設定温度は何度がよいですか?
快適に感じる温度は、湿度、体調、寝具、風向きなどによって異なります。
設定温度だけで判断せず、ベッド付近に温湿度計を置き、実際の室温を確認してください。
環境省も、室温28℃は絶対的な基準ではなく、建物の状況や体調などを考慮して調整する目安だと説明しています。
Q.昼間ずっと冷房を使うと電気代が心配です
窓から日差しや熱が入り続けると、エアコンの負担が大きくなる場合があります。
カーテン、シェード、フィルター掃除などを行い、それでも冷房が効きにくい場合は、窓の断熱性能を確認する方法があります。
Q.内窓を付ければ睡眠の質が上がりますか?
内窓だけで睡眠の質が上がるとは断定できません。
窓から入る熱を抑え、冷房が効きやすい寝室を目指すことで、昼間でも休みやすい環境づくりにつながる可能性があります。
Q.寝室の窓一か所だけでも相談できますか?
はい。
最も暑さが気になる寝室の窓から現地調査できます。
ただし、工事内容や補助金の利用条件によっては、ほかの窓と一緒に検討した方がよい場合もあります。
まとめ|夜勤明けこそ寝室の環境を大切に
夜勤やシフト勤務の方にとって、昼間の睡眠は、仕事を続けるための大切な休息時間です。
しかし、昼間の寝室は、夜とは異なる強い日差しや外気温の影響を受けます。
遮光カーテンで部屋を暗くしても暑い場合は、光だけでなく、窓から入る熱にも目を向けてみましょう。
まとめ
昼間の寝室で確認したいポイントは、次のとおりです。
- ベッド付近の室温と湿度
- 日差しが強く入る窓の方角
- 遮光カーテンに遮熱機能があるか
- 窓の外側で日差しを遮れるか
- 眠る前からエアコンを運転できているか
- エアコンのフィルターや風向き
- 古いサッシや一枚ガラスを使用していないか
まずは、遮熱カーテン、外付けシェード、温湿度計、エアコンの掃除など、今日からできる対策を試してみましょう。
それでも毎年寝室の暑さが続く場合は、内窓などで窓の断熱性能を見直す方法があります。
エコ窓の匠では、夜勤やシフト勤務など、実際に寝室を使う時間帯も確認しながら、ご自宅に合った窓対策を考えます。
対応エリア内の現地調査・お見積もりは無料です。強引な営業は一切ありません。
夜勤明けの大切な睡眠時間を、暑さに悩まされにくい環境へ整えるために、まずは寝室の窓の状態を確認してみませんか。