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暖房をつけても電気代が気になる冬、窓のどこを見ればいい?

暖房代が気になる冬に窓まわりを見直す内窓のあるリビング

暖房をつけても電気代が気になるときは、窓まわりで熱が逃げて、暖房が効きにくくなっている場合があります。窓際の冷え、朝の結露、サッシとガラスの種類。この3つを見ると、手がかりになります。

「暖房をつけているのに、足元や窓際がひんやりする」
「電気代が気になって、つい暖房を我慢してしまう」

そんな冬の悩みを整理して、窓のどこを見ればよいかをお伝えします。

この記事で分かること

  • 暖房代が気になるときに、窓で確認したい3つのポイント
  • 電気・ガス料金支援の値引きについて、2026年10月10日時点で確認できていること
  • 窓を見直した場合の光熱費の目安(モデル試算)と、補助金を使う場合のスケジュール

暖房をつけても寒い。でも電気代が心配で、つい我慢していませんか?


窓際で冷気を確かめる後ろ姿の女性

冬の朝、リビングの暖房をつけたのに、窓の近くに行くとひんやりする。足元だけが冷たい。でも電気代を考えると、設定温度を上げるのをためらってしまう。そんな方は少なくありません。

電気代が高くなる理由は、暖房の使いすぎだけとは限りません。窓などの開口部は、住まいの中でも熱が出入りしやすい場所とされています。窓から熱が逃げやすいと、部屋が暖まりにくくなり、暖房が長く働き続けることがあります。

暖房代が気になるときは、使い方だけでなく、窓から逃げる熱も見てみる。これが、我慢しない冬への第一歩です。

いま確認したい背景|電気・ガス料金支援の値引きは9月使用分まで


国の電気・ガス料金支援は、2026年7月〜9月使用分を対象にした、使用量に応じた値引きでした。10月使用分(11月検針・請求分)からは値引きがなくなり、請求額は元の料金に近づきます。冬の追加支援については、2026年10月10日時点で、確認できていません。最新情報は、電気・ガス料金支援の特設サイトでご確認ください。

値引きがなくなっても、電気代そのものが値上げされるわけではありません。ただ、これまで下がっていた分が元に戻るため、冬の請求を見て「思ったより高い」と感じる方もいるかもしれません。

電気代は、国の値引きの有無、燃料価格、為替など、家庭では動かせない要素にも左右されます。補助や燃料価格は、自分では動かせません。一方で、窓まわりの熱の逃げやすさは、住まいの側で見直せるポイントです。

※ のちほどご紹介する窓リノベの補助金は、電気代の値引きとは別の制度です。

窓のどこを見る? 自宅でできる3つのチェック


特別な道具はいりません。朝や夕方、暖房をつけているときに確認できます。

  1. 窓際で冷気を感じるか:窓の近くに立ったり、手をかざしたりして、ひんやりした空気を感じないか。足元に冷たい空気が流れてくるように感じないか、を見てください。
  2. 朝の結露:ガラスだけでなく、サッシ(枠)の部分にも水滴がつくか。結露は、窓の表面が冷えているサインのひとつです(室内の湿度にも左右されます)。
  3. サッシの素材とガラスの枚数:金属のサッシ(アルミ)で、ガラスが1枚だけの窓は、熱が伝わりやすい組み合わせです。ガラスが1枚か2枚かは、窓を開けたときの端の厚みや、貼られているラベルでわかる場合があります。わからないときは、写真を送っていただければ確認できます。

※ この3つは確定診断ではなく、見直しの手がかりです。窓の状態は、現地で確認すると確実です。

どの部屋・どの窓から見直す?


すべての窓を一度に、と考えなくて大丈夫です。まずは、長く過ごす部屋(リビングや寝室など)と、冷えを感じる窓から考えるのがおすすめです。

「うちは、どの部屋から?」と迷ったときは、優先する部屋の考え方をまとめたこちらも参考になります。

▶ 窓断熱はどの部屋から?優先する部屋の選び方

窓を見直すと、暖房まわりはどう変わる?


内窓のある暖かなリビングでくつろぐ家族

窓の断熱でよく使われる方法が内窓です。今ある窓の内側にもう1つ窓をつけて、間に空気の層をつくります。外の冷気が伝わりにくくなり、暖房の熱が逃げにくくなることが期待できます。取り付けは、1か所あたり約1時間が目安です(窓の数や現場の状況で変わります)。

名古屋市内は、防火地域・準防火地域が多く、外窓を替えるカバー工法が難しい場合があります。そのため当社では、内窓を中心にご提案しています。

光熱費はどれくらい変わるの?

国の資料(先進的窓リノベ2026情報ステーション「戸建住宅における断熱改修の効果」)に、モデル住宅での試算があります。

  • すべての窓(11窓)を改修した場合:年間約1.8〜2.3万円
  • LDKの窓(5窓)のみ改修した場合:年間約0.9〜1.4万円

前提は、約120㎡の2階建木造住宅のモデル、地域区分は6地域(関東〜九州など)、高い断熱性能の窓へ改修、2023年3月時点の電気・ガス料金です。改修前の住宅の断熱性能によって幅があります。あくまでモデルの試算で、実績値ではありません。お住まいの地域、住宅の状態、暮らし方、料金によって変わり、ご家庭の削減額を保証するものではありません。

なお、マンションの窓は共用部分にあたり、個人の判断で変更できないことがほとんどです。内窓を含め、工事前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合の承認を得てください。

補助金を使う場合のスケジュール|国の期限と、当社の目安は別です


先進的窓リノベ2026事業は、電気代の値引きとは別の、窓の断熱リフォームの補助制度です。申請は国に登録された施工業者(当社も登録事業者です)が行い、お客様ご自身では申請できません。

国の期限(2026年10月10日時点・公式サイトの記載)

  • 対象は、2025年11月28日以降に着手した工事です(対象の始まりの日で、締切ではありません)
  • 交付申請の予約:遅くとも2026年11月16日まで(任意。予算上限に達した場合は当該時点まで)
  • 交付申請:工事の完了・引渡し後、遅くとも2026年12月31日まで(予算上限に達した場合は当該時点まで)

予約は任意の手続きです。11月16日を過ぎても、申請そのものは12月31日まで行えます(予算が残っている場合)。

当社の目安(国の期限ではなく、余裕をもつための目安です)

  • 工事完了:12月20日前後
  • ご注文・ご契約:工事完了の約1か月前、11月20日前後まで

メーカーの在庫や納期、工事日程の調整に時間がかかることがあるため、このような目安を設けています。現地調査とお見積りも必要なので、さらに早めにご相談いただくと余裕が生まれます。

流れ:ご相談 → 現地調査・お見積り → ご契約・ご注文 → メーカー手配・納品 → 工事 → お引き渡し → 補助金申請(当社)

補助金は予算上限に達した時点で受付が終了します。時期はお客様の状況で変わるため、個別にご案内します。急がせるためではなく、ゆっくり判断する時間を確保するための目安としてお使いください。

来年度の制度について

来年度(令和9年度)分として、環境省が窓の断熱改修(内窓設置・外窓交換・ガラス交換)を支援する事業の予算を要求しています。ただし、現時点では要求の段階で、予算が成立するか、補助の内容や開始時期がどうなるかは決まっていません。現在の先進的窓リノベ2026事業は、令和7年度の補正予算を財源に実施されています。来年度の制度の有無や内容は、現時点で断定できません。

そのため、お住まいの状況によっては、次のような進め方もあります。

  • この冬に寒さを強く感じる部屋から、先に対策する
  • 残りの窓は、来年度の制度が発表されてから検討する

工事の時期によって補助の対象になるかは、制度ごとの条件で決まります。先に工事を済ませた窓は、後から始まる制度の対象にならない場合があります。どの窓を今年、どの窓を来年に回すかは、窓の状態を見たうえでご相談ください。

まずは、写真とサイズだけでも大丈夫です。窓の写真とサイズ(幅×高さ)をLINEで送っていただければ、概算をご案内します。現地調査・お見積りまで無料で、しつこい営業はしません。補助金の対象になるかも、窓を確認したうえでお伝えします。

▶ 写真とサイズだけで概算をご案内|LINEで相談する

よくある質問


Q. 暖房代が高いのは、窓が原因のこともありますか?

A. あります。電気代が高い原因は、使いすぎだけとは限りません。窓から熱が出入りしやすいと、暖房が効きにくくなり、負担につながることがあります。

Q. まず、どの窓から見ればいいですか?

A. 長く過ごすリビングや寝室、窓際で冷えを感じる窓、結露が出やすい窓から確認するのがおすすめです。

Q. マンションでも窓の見直しはできますか?

A. 窓は共用部分にあたるため、個人の判断で変更できないことがほとんどです。内窓を含め、工事前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合の承認を得てください。

Q. 来年度も補助金はありますか?

A. 現時点では断定できません。環境省が来年度分の予算を要求していますが、予算の成立や内容は決まっていません。最新の情報が分かり次第、お知らせします。

参考資料・出典