内窓・二重窓 補助金活用 窓断熱

空き巣の侵入口の5割は窓、今すぐできる防犯対策

防犯性の高い二重窓のある住宅外観

「鍵はしっかりかけているから大丈夫」——そう思っていても、実は空き巣の侵入経路として最も多いのが「窓」だということをご存知でしょうか。

警察庁の統計によると、戸建て住宅への侵入窃盗のうち、一階の窓から侵入されるケースが半数以上を占めています。今回は、そのデータと、断熱リフォームと同時に検討できる防犯対策について整理します。

二重窓(内窓)が防犯対策にもなる理由


内窓のクレセント錠、安全合わせガラスのアップ

警察庁「住まいる防犯110番」のデータによると、戸建て住宅における一階への侵入窃盗の侵入口は、窓からが55.2%で、表出入口(20.2%)やその他出入口(14.8%)を大きく上回っています。玄関や勝手口よりも、窓の方が狙われやすいということです。

また、警察庁「令和5年の刑法犯に関する統計資料」では、侵入窃盗・侵入強盗の認知件数が増加傾向にあるとされています。「うちは大丈夫」と思っていても、決して他人事とは言えない状況です。

二重窓(内窓)が防犯対策にもなる理由


内窓のクレセント錠、安全合わせガラスのアップ

窓の防犯というと防犯フィルムを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、断熱リフォームで設置する二重窓(内窓)にも、防犯面でのメリットがあります。

「面倒だ」と思わせる心理的な抑止効果

窓が二重になっているだけで、侵入するには外窓と内窓の両方を破る必要があり、その分時間がかかります。空き巣は物音や時間を気にする傾向があるため、「侵入に手間がかかりそうだ」と感じさせること自体が、侵入をあきらめさせる効果につながるとされています。

ガラス自体の耐貫通性

内窓に使われる「安全合わせ複層ガラス」は、2枚のガラスの間に樹脂中間膜を挟み込んだ構造になっており、ドライバー等で穴を開ける「こじ破り」や、ハンマー等で叩き割る「打ち破り」といった手口に対して、通常のガラスより破壊されにくいという特徴があります。万一割れた場合も、破片が飛散しにくく安全性にも優れています。

さらに防犯性を高めるオプション

暗証番号を入力しないと解錠できない「ボタン錠付きクレセント」や、デザイン性を保ちながら設置できる「高強度面格子」といったオプションも用意されており、必要に応じて組み合わせることができます。

断熱リフォームと防犯対策、同時に検討できるという視点


内窓の設置は断熱・結露対策として検討されることが多いですが、今回ご紹介したように防犯面でもメリットがあります。実際、「みらいエコ住宅2026事業」には「防犯性の向上に資する開口部の改修」という区分があり、CPマーク(防犯性能の高い建物部品目録に掲載された製品であることを示すマーク)を取得した製品が補助対象になる場合があります。

ただし、対象となる製品や補助額は条件によって異なるため、断熱・防犯どちらを主目的にするかも含めて、個別にご相談いただくのが確実です。

よくあるご質問


Q. 防犯フィルムだけでは不十分ですか?
A. 防犯フィルムも一定の効果はありますが、窓自体を二重にすることで、物理的な手間と心理的な抑止効果の両方が期待できます。既存の窓の状態や予算に応じて、どちらが合うかご相談いただけます。

Q. 防犯性を高めると見た目は変わりますか?
A. 面格子などは種類によってデザイン性を保ちながら設置できる製品もあります。見た目の希望も踏まえてご提案します。

Q. 二重窓にすれば絶対に侵入されませんか?
A. 侵入を完全に防ぐものではありませんが、時間と手間がかかることで侵入をためらわせる効果が期待できるとされています。他の対策(センサーライト、地域の見守り等)と組み合わせることも大切です。

まとめ


空き巣の侵入経路として最も多いのが窓であるという事実を踏まえると、断熱リフォームのタイミングで防犯性も一緒に検討することは、理にかなった選択と言えます。

正確な製品の対象可否や補助金の適用は、条件によって異なるため現地確認が必要です。エコ窓の匠では、対応条件内で無料の現地調査・お見積りを行っており、強引な営業は一切いたしません。

窓の防犯・断熱、両方が気になる方は、まずはお気軽にご相談ください。無料相談・お見積りはこちら

参考資料・出典